開眼!ゲルマニウムファイル

2008年 初夏
有機と無機

今回は「有機」と「無機」のお話です。皆さんも見たり聞いたりしたことのある言葉だと思います。ゲルマニウムにも「有機ゲルマニウム」と「無機ゲルマニウム」があるのですが、その違いをご存知ですか? 身近な「有機」から科学的な「有機」までちょっとご説明してみましょう。

 

 

有機で安心食生活

 

 「有機」というと、皆さんはまず何を思い浮かべますか? 最近よく見るのは、有機野菜、有機肥料、オーガニックレストランなど、食に関係のある言葉が多いことに気付きます。これらの言葉が使われるようになったのは1970年代からでしょうか。当時の農業は農薬が大量に使われ、環境や生態系を破壊して生物の多様性まで失いつつあり、人々の体も農薬で蝕まれるようになってきていました。化学肥料によって悪化した土壌からは、栄養豊富で安全な野菜や穀物が収穫できるはずはありません。そのような状況で提唱され始めたのが有機農業でした。農薬や化学肥料など、化学物質の使用をやめ、昔ながらの天然由来肥料を用い、自然を活かした方法で病害虫から作物を守るという、まさに生命が生み出すさまざまな力で行う農業が再興されたのです。特に食の安全が叫ばれる現在、さまざまな有機農法の開発と実践が期待されています。

 

「有機」とは何か?

 

 「有機ゲルマニウム」をはじめ、科学の分野で使われる「有機」という言葉は、もともとは「生活機・ 能をもっているもの、生命を有する」という意味からきています。生命体、つまり有機体を構成する化合物および生命体(有機体)によって生産される化合物という意味で、17世紀頃、西洋で名付けられたものでした。当時、有機物は生物の体内でしか生成されないものと考えられていましたが、1828 年、ヴェーラーが、無機物であるシアン酸アンモニウムの水溶液を加熱して有機物である尿素を合成することに成功してから、科学用語としての有機は、「生命由来のもの」というような考えではなくなりました。しかし、農業や食品産業では今でも当初の「有機」を意味する、自然のしくみを利用した農業や野菜を示しているのです。

 

有機化合物と無機化合物

 放射線と放射能

 有機物が生命由来とは限らないことがわかり、今では有機化合物は「炭素を含む化合物の総称」を指すようになっています。生物を構成している物質の多くは有機物で、すべての有機物には炭素(C)が含まれるからです。たとえば、私たちの体を構成している脂肪やタンパク質、アミノ酸、炭水化物など、どれもその構造に炭素を持っています。

 

 一方、無機化合物とは、「生命力が無い物=無機体」の意味から始まり、今は鉱物性の物質、すなわち「炭素を含まない化合物」を指します。でも、無機化合物だからといって、私たちの体内にないわけではありません。生物にとっては、骨の構成成分であるカルシウムをはじめ、鉄、ナトリウム、ケイ素などのミネラル(無機質)として利用され、重要な働きをしています。ただ、私たちの体内で作りだすことはできないため、食物として取り入れなければならないのです。

 

 

有機ゲルマニウムと無機ゲルマニウム 

放射線と放射能

 

 ゲルマニウムにも有機と無機があります。有機ゲルマニウムというのは、少し難しく言うと、有機化合物の中の炭素の一部をゲルマニウムで置換した、炭素(C)にゲルマニウム(Ge)が直接結合している化合物の総称です。ですから、一言で有機ゲルマニウムといっても何百という種類の有機ゲルマニウム化合物があるのです。その中のひとつが、弊社の製品に使用している有機ゲルマニウムである『アサイゲルマニウム』です。

 

 一方、無機ゲルマニウムは、炭素を含まないゲルマニウム化合物のことをいいます。ネックレスやブレスレットなどに使われているゲルマニウム元素だけでできているものや、摂取すると健康被害を引き起こす二酸化ゲルマニウムなどが無機ゲルマニウムです。これらはペットボトルの製造時や、監視カメラのレンズ、光ファイバーなど、工業的な用途に多く使われています。

 

 

 

有機ゲルマニウム化合物『アサイゲルマニウム』

放射線と放射能

 

 私たちの体の中に存在するさまざまな有機物の中には、有機ゲルマニウム化合物であるアサイゲルマニウムと構造の似ているものもあります。例えば、酪酸という化合物は分子構造がアサイゲルマニウムととてもよく似ていて、どちらもカルボキシル基(COOH)という酸味の素となる構造をもっているので味も似ています。しかし、性質や作用は決して同じではありません。炭素(C)とゲルマニウム(Ge)が入れ替わるだけで全く違う化合物になってしまうのです。

 厚生労働省は、「錠剤、カプセル状等食品の原材料の安全性に関する自主点検ガイドライン」の中で、「健康食品の原料として単一化合物の場合は、1・基原(原料) 2・製造方法 3・純度、のすべてが一致している場合のみ同等の化合物である」と規定しています。つまり、いくら有機ゲルマニウムといえども、アサイゲルマニウムと原料、製法、純度(不純物の種類や量)が全く同じであることが証明できなければ、アサイゲルマニウムの安全性・有効性のデータを引用することはできないということです。

 現在、インターネットや店舗では有機ゲルマニウム入りのさまざまな食品や化粧品が販売されています。しかし、㈱浅井ゲルマニウム研究所で製造されている『アサイゲルマニウム』を使用しているのは、ほんのわずかな限られた製品だけです。アサイゲルマニウムの他に、全く同じ原料、製法、純度の有機ゲルマニウムはないと言っても過言ではありません。有機、無機を問わず、化合物はそれぞれ物理学的性質や生理活性が異なります。くれぐれも安全性と有用性が科学的に確認されている原料を使った製品を選ぶことが大切です。

 

 

 


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