スキンケア情報室

2013年 春
ストレスで 肌荒れって本当?

肌は心の鏡です

久美

室長、最近、肌荒れのご相談が増えていて、皆さん『ストレスかしら? 』っておっしゃるんですけど、本当に関係あるんでしょうか?


室長

入社、入学、転勤などで環境が変わると、慣れるまで緊張もしますね。それが知らず知らずのうちにストレスになっていて、お肌に現れることがあるんですよ。「肌は心の鏡」と言われますが、実は研究でちゃんと確認されていることなんですよ。


久美

単なる気のせいじゃなかったんですね。そういえば、私もこの情報室に配属されて、しばらく顔がカサカサして落ち着かなかったなあ。あれはやっぱり…


室長

おやァ、久美さんにもそんなことがあったなんて、意外です。ずっと前からいらしたような感じさえしていましたが…


久美

それって、態度が大きかったということですか? 一応緊張してたんですけど!


室長

し、失礼しました。では今日は心とお肌について、研究結果をもとにお話しましょう。



ストレス肌の実態

久美

分かりやすくお願いします。むずかしいとストレスになっちゃいますから。


室長

はいはい。精神的なストレスが神経を介して脳に伝わると、抗ストレスホルモンが分泌されることは以前から知られていたのですが、心とお肌の関係について、20年ほど前から急速に研究が進んだ結果、そのホルモンが表皮細胞の増殖リズムをも狂わせることがわかったのです。


久美

すでに頭がクラクラして来ましたが、『表皮細胞の増殖リズム』って、お肌のターンオーバーのことですか?


室長

そうです。表皮細胞は最終的に角質細胞に変わって角質層を築き、外敵からのバリアとなります。その角質層がいつも良い状態に保たれるように、毎日一層ずつ古い角質層がはがれ、新しい層に置き換わります。増殖リズムが整っていれば、いつも十分に成熟した細胞が並んだ良い角質層でいられます。


久美

成熟するって、どういうことですか?


室長

表皮細胞が、基底層で生まれてから角質層に移動するまでの間に、アミノ酸や有機酸などの天然保湿因子や、細胞間脂質の素になる脂質を作って自分の中に貯蔵することです。


久美

へえ、天然保湿因子や細胞間脂質ってお肌の細胞が自分で作っていたのですか!


室長

そうなんです。そして角質細胞となって角質層を築く時に、貯えていた脂質を細胞外に放出し、それが隣の角質細胞との隙間を埋めるのです。


久美

それで角質層は、よく『レンガをセメントで固めたような』と言われるんですね! それがストレス状態だとどうなるんですか?


室長

抗ストレスホルモンは、本来はストレスから身体を守る働きをするのですが、過剰になると細胞へのエネルギー供給を減らしてしまうため、ターンオーバーが全体的にダウンしてしまいます。
そのためストレス状態が長引いて抗ストレスホルモンが出続けていると、細胞が成熟できずに天然保湿因子や脂質の量が減ったり、角質細胞が縮んでしまったりするのです。
その時の角質層は、質の悪いレンガが隙間だらけに並んだ壁、というイメージですね。



ダブルパンチが困りもの

室長

そんな状態ですから、皮膚本来の修復機能も落ちてしまいます。今頃は、気温の変化が大きかったり紫外線が強くなってきたり、と外的ストレスによるお肌へのダメージも増える時期なのに、精神的ストレスを受けていると、お肌がダメージから回復しにくくなってしまうのです。


久美

結構深刻なんですね。外的+精神的ストレスはダブルパンチ以上のダメージですね。そうなる前になんとかしたいですね。


室長

お肌はデリケートなので、ちょっとしたことでもすぐに影響を受けます。例えば健康な人でも、睡眠不足だった日は十分眠れた日と比べると頬の『経表皮水分喪失量』が明らかに増えるんですよ。


久美

『経表皮水分喪失量』?


室長

汗をかいてない時でも、お肌からは少しずつ水分が蒸発していますが、その時の蒸発量のことです。バリア機能が弱ると蒸発量が増えてくるのです。


久美

じゃあ何日も睡眠不足が続いたらカッサカサですよね。そう言えばあの頃、歓迎会など飲み会が続いて毎晩帰りが遅かったな…


室長

えっ? 何ですか?


久美

いいえ、なぁーんでもありません。ご相談下さった方は本当にお忙しかったんだな、と思っただけです。



スキンケアで心もホッと

室長

カサついてきたら、要注意ですよ。でもお肌がデリケートということは、ストレスで悪化する反面、心を落ち着かせてあげると、ダメージを減らしたり早く回復したりできるということです。


久美

例えば、リラックスできる時間を持つということですか?


室長

好きな音楽を聴いたりアロマを楽しんだり、わずかな時間でも心がホッとできると抗ストレスホルモンの分泌が減ることがわかっています。もちろんスキンケアもストレス解消になるのですよ。


久美

そういえば、洗顔でサッパリするだけで、さわやかな気分になりますね。そのあとローションやシルキーで潤うと、本当にホッとします。確かにスキンケアって心地良いことの連続ですね。


室長

手でやさしく触れたり、温めてあげたりすることも良い影響を与えているんですよ。マッサージが良い例でしょう? ストレスの素をなくすのはなかなか難しいですが、ストレスの影響を少なくする方法はいろいろありますよ。


久美

スキンケアもその一つで良かった。早速お客様にお伝えします!


久美

本日のまとめコースお肌はいろいろなストレスを受けています。
適切なスキンケアでダメージが大きくなるのを防ぎましょう。
アクティストなら、余裕がある時と忙しい時とで組み合わせを変えても大丈夫。
気楽にお手入れして下さい。




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