不調を防いで、若さを保つ 姿勢と歩き方浅井フーズ通信

ヘルスサイエンス

2020.12.24

いくつになっても 姿勢よく!

年齢を重ねると「腰が曲がってくるのは仕方がない」と思っている人は多いのではないでしょうか。とはいえ、80~90代でも背筋がピンと伸びた方はいらっしゃいます。アクティブにハイキングや温泉めぐり、ダンスやスポーツを楽しむ方もいらっしゃいます。
自分ではなかなか意識しにくい姿勢が、実は体調や健康状態に大きく影響しています。よくない姿勢を改めることでつらい症状の予防改善につながることも決してめずらしいことではありません。まずは、普段、ご自分がどんな姿勢になっているか、振り返ってみましょう。

悪い姿勢は大きな負担

よくない姿勢の代名詞となっているのが、猫背です。年齢に関係なく、誰もがスマートフォンや携帯電話を使う現代、猫背になっている人が非常に増えているのです。
人の頭部は4~5キログラムの重さがあります。同じくらいの重さのお米、あるいはボーリングのボールが首の上にのっていることをイメージしてみてください。背骨の真上にのっているだけでもかなりの負担です。それが、猫背になって頭が前に倒れると、首や肩への負担はさらに増大します。腰へも負担
がかかります。

姿勢が体調や 健康状態に影響

首肩腰への負担を軽減しようとして、体が右にねじれたり、左に傾くことも多いものです。このような状態は、筋肉のこわばり、神経の圧迫、血流の悪化などをはじめとするさまざまな症状を招きます。 逆に言えば、正しい姿勢を身につけることで、これらの症状を予防・改善する可能性が高まるのです。

姿勢が悪いと歩き方にも影響してきます。重心が体の中心にないため、ガニ股になったり、痛い部位をかばって体が傾いたりしがちです。そのような歩き方が腰痛や膝痛をいっそう悪化させ、さらによくない姿勢になってしまう。そんな負のスパイラルに陥りやすくなります。姿勢と歩き方はセットなのです。
正しい姿勢、正しい歩き方は体への負担が少ないうえ、若々しくキレイに見えます。

一覧へ戻る
pagetop