食べて、飲んで「お酢」でカンタン健康習慣♪浅井フーズ通信

セルフケアで体メンテナンス

2024年 春・夏

手軽に活⽤!

 おすすめの活用法は油っぽい料理にたらしたり、メニューに酢の物を一品加えるなど、いつもの食事に取り入れることです。ヘルスサイエンスNo.35で紹介したような健康効果を日常的に得られるのはもちろんのこと、お酢を使うことで風味やコクが増し、減塩もできます。
 お酢を水や炭酸などで薄めて、健康ドリンクとして毎日少しずつ飲むのも人気です。ただ、お酢の種類にもよりますが、pH2から3前後と強い酸性ですので、胃腸の負担にならないようしっかり薄めて、空腹時は避けて飲むのが良いでしょう。1日当たり大さじ1杯(15ml)程度が目安です。

お酢もいろいろ!

 お酢は原料や製造法によって実にさまざまな種類があります。食酢は農林水産省が定めた基準では大きく醸造酢と合成酢に分けられます。家庭で一般的に使われる醸造酢は酢酸発酵させて製造したものであり、原料によって穀物酢か果実酢に分かれます。さらにそれぞれの原材料によって米酢、米黒酢、大麦黒酢、りんご酢、ぶどう酢などに分類されています。
 洋食でお馴染みのバルサミコ酢やワインビネガーはぶどうが原料の果実酢です。世界中で親しまれ、料理だけでなく薄めて飲む健康法にも利用されます。いろいろなお酢を試して、お好みの味を見つけるのも楽しいかもしれません。

表示もチェック!

 ただし、ドリンク用の商品の中には砂糖などが加えられたジュースの一種と言えるものもあることに気をつけてください。お酢の効果を期待して毎日飲んだら太ってしまったり、血糖値が高くなってしまう可能性もありますので、食品表示のラベルで原材料をチェックすると良いでしょう。
 お酢などの加工食品の表示は、含有量の多い順に記載されています。原材料と添加物の表示は区分されており、多くの場合、スラッシュ(/)の後に添加物が表示されています。健康的なイメージの商品でも、食品表示を確認すると添加物が驚くほど多く使われている場合もあります。お酢風味のジュースや清涼飲料水は原材料も効果も異なることを知った上で選ぶようにしてください。

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