高血圧を生活習慣から見直しましょう♪浅井フーズ通信

セルフケアで体メンテナンス

2020年 秋・冬

高血圧の9割は生活習慣が要因

例えばホルモン分泌異常や腎臓などの病気があって、その結果として高血圧が起きている場合があります。これを「二次性高血圧」と言います。二次性高血圧は原因になっている病気の治療を行うことで高血圧の改善が期待できます。
対して、明らかな原因(疾患)はないのに高血圧になっている場合を「本態性高血圧」と呼びます。二次性高血圧は高血圧の人の約1割。実はほとんどのケースが本態性高血圧なのです。
そして、本態性高血圧の要因と考えられているのが、生活習慣です。遺伝の要素も影響しますが、それ以上に、毎日の食事や運動の習慣、ストレスなどが高血圧をもたらしているのです。つまり、生活習慣を見直すことで高血圧を改善できるのです。さらには心筋梗塞や脳卒中などを防ぐことにもつながるということです。

見直しのポイントは?

まず見直したいのは、毎日の食事です。中でも食塩の摂取量は血圧と深く関係しています。日本人の食塩摂取量は、1日平均およそ13グラム。血圧が気になる人は、1日6〜8グラムに抑えましょう。しょうゆ、みその使用量に気をつけたいのはもちろんのこと、加工食品、インスタント食品などに多くの食塩が含まれていることにも注意してください。

運動不足も意識したい

肥満は高血圧の他、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の要因ともなります。心臓への負担も大きくなり、循環器系の発症リスクを高めます。
自分の身長(m)の2乗で体重(kg)を割った数値を計算してみてください。これはBMI(ボディマスインデックス)という体格を表す指標です。BMI18.5〜25.0が標準で、25以上は肥満となります。BMIが22の時、病気になる確率が最も低くなることが明らかになっています。BMI22を目標に、食事や運動の習慣を整えていきましょう。
今回は「生活習慣を見直す5つのセルフケア」をまとめましたので、さっそく今日から取り組んでみましょう。

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