2020.12.21
風が涼しくて気持ち良いなぁ、なんてうっとりしている暇もなくホッペがカサついてきました。
そのカサカサは、強烈な夏の日差しと暑さでお肌がヘトヘトになっている証拠よ。今年の夏も厳しかったものね。私もどれだけ汗をかいたことか…汗でふやけたり乾いたりを繰り返すうちに角質層の天然保湿成分や細胞間脂質が減ってすっかり保湿力が落ちてしまったのよ。お肌が乾燥しやすくなっているから、このまま本格的な寒さを迎えると大変なことになってしまうわ!
何だか今日の主任は、力が入っていますね
そ、それほどでもないけど…しっかりケアしておかないと、その後の肌トラブルに繋がりやすくなるから注意しないとね。
その後の肌トラブルって?
シミ、しわ、たるみなど老化現象と言われるものよ。お肌の老化トラブルはお肌の修復力が弱まることで起きやすくなるの。
老化 !?それは大変、私も一 緒に立ち向かいます!
気温が低いと湿度も低くなるから、寒くなってくるとお肌は乾燥します。さらに現代は環境の変化によって空気が乾燥しやすくなっているのよ。
異常気象とか大気汚染のせいでしょうか?
それだけじゃないのよ。道路や住宅地なども舗装されたところが増えて、自然に湿度を調整してくれる地面が減っていることも影響しているんですって。ある調査によれば東京の都心ではこの 100 年の間 に年平均で 20 %も湿度が低くなっているそうよ。
公園でさえ歩くところは舗装されてますものね。雨が降った時ぬかるみにならないのは良いけどお肌の健康に影響があったなんて…
乾燥している上に冷たい風が吹けば、お肌の水分ばかりでなく熱が奪われてしまいます。お肌が冷えると血行が悪くなって新陳代謝が悪くなり、お肌を乾燥から守る皮脂膜の素になる汗や皮脂の分泌量も減ってしまうのよ。
どんどん乾燥しやすい状態に陥ってしまうんですね。なるべく暖かいお部屋に居ることにしようっと。
でも暖房を使っていれば、空気が乾燥することには変わらないから油断できないわよ。お肌の保湿力が落ちてくると、それを補おうと角質細胞が作られるけど、急いで作られるから保湿力のない未熟で縮んだ角質細胞が増えるだけになって、お肌が段々ゴワゴワしてくるの。隙間が出来て刺激を受けやすくなったりするのよ。
そうかぁ…そういえば、季節の変わりめはお肌も敏感になりますよね。
そういう時は、いつも以上にダメージを受けないように気をつけましょう。例えば、紫外線(UV)ね。冬の太陽は暖かくて、つい日向ぼっこしたくなるけど、真皮まで届く波長の長いUVAの量は一年中変わらないのよ。むしろ夏より日差しが弱いからと油断して、日焼け止めもぬらずに長時間日に当たっていると、浴びる紫外線の量はかえって多くなってしまうのよ。
うっかりやってしまいがちですね。
紫外線以外にも、最近はパソコンやスマホの画面から発生するブルーライトが問題になっているのよ。
目に悪いということで私も遮蔽フィルムを貼っていますが、お肌にも良くなかったんですか?
ブルーライトも太陽光の一種で、紫外線ほどではないけれどエネルギーレベルが高い光なの。ニキビの治療や水槽の水の殺菌などにも使われているのよ。
殺菌力があるということは確かに強そうですね。お肌も殺菌されちゃったりして。
そうなの。実はブルーライトもUVAと同じように肌の奥まで届いて悪影響を及ぼすのよ。ボランティアを募って行った実験では、肌への照射量が多いほど皮膚細胞中の抗酸化成分が分解されて減ってしまうことが確認されたの。ブルーライトを強く当てると、お肌の抗酸化力が弱まってしまうということよ。他にも細胞内のミトコンドリアやDNAを損傷すること、皮膚の細胞の増殖を抑えてしまったり、色素沈着を起こさせたりすることも報告されているのよ。
ミトコンドリアって、細胞の活動に必要なエネルギーを作り出すところですよね。それをこわしたり、皮膚の修復を邪魔したり、弱ったお肌でなくても問題ありですね。そういえば、 最近 ”スマホ焼け “って言うらしい んですけど、ブルーライトのせいで起こった色素沈着のことを言うんですよね! 皮膚のダメージはシワの素、色素沈着はシミの素、ブルーライトは紫外線と同じくらい光老化の素になるコワーい敵かもしれませんね。
紫外線なら昼間だけ気をつければ良いけど、パソコンやスマホは一日中使っているからずーっと光老化の素にさらされているわけですね。
これだけパソコンやスマホが身近になってしまうと、使わない方が難しいから、まずはひなちゃんみたいに遮蔽フィルムなどでブルーライト対策をすると良いわね。また至近距離で浴び続けないように、時々画面から顔を離したりすると良いそうよ。残念ながら紫外線用の日焼け止めではブルーライト防止にならないので注意しましょう。
乾燥対策にブルーライト対策。スキンケアも多岐にわたるようになってきましたね。
お肌が弱った状態が続くと、もともとお肌が持っている修復力自体も弱ってしまうから、ダメージを感じる前に対策をとりましょう。普段のスキンケアでお肌を健康な状態でキープすることが修復力を保つことになるのよ。お肌の老化を防ぎ、バリア機能がしっかり働くように、より丁寧にケアしてあげましょう。
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