医薬部外品浅井フーズ通信

スキンケア研究室

2020.12.09

美しく歳を重ねるために

  • ひなこ

    主任、ついにアクティストシリーズに美白と美肌を目指す薬用ナノ美容液「アクティスト シルキーエッセンス」が新発売されましたね!今まで、洗浄・保湿・保護の基本のスキンケア化粧品のシリーズでしたが、『薬用』が加わってグッと迫力が増しましたね。

  • ノン子

    チョッピリ時間がかかったけれど、やっとお客様にお届けできるようになったわ!

  • ひなこ

    美容液の完成に合わせて、これまでの化粧品の内容もリニューアルできましたし。

  • ノン子

    お肌には本来健康を保つためのシステムが備わっているけれど、加齢とともにお肌の力は落ちてきてしまうし、大気汚染や空気の乾燥、紫外線、忙しい毎日から生ずるストレスなどがそれに拍車をかけることになるでしょう。特に家庭や仕事で中心となる年代の方は、お肌のトラブルが起こりやすいのに、忙しくてゆっくりお肌のお手入れができない。そういう方のお肌を守り美しく歳を重ねて行っていただくために、手軽に使えてもっと効果が期待できるものが必要だと考えていたの。そのために有効成分として薬用成分を配合できる薬用化粧品を開発しようと考えたのよ。

  • ひなこ

    それで、美白作用をもつプラセンタエキスと肌荒れ防止作用で定評のあるグリチルレチン酸ステアリルを有効成分として配合した美容液ができたのですね。ところで、容器の表示には「医薬部外品」とありますが、「薬用化粧品」とはどう違うのですか?

  • ノン子

    医薬部外品の中で、有効成分のほかに保湿成分などを配合してスキンケア化粧品として使えるようにしたものを薬用化粧品と言っているのよ。期待される効果もはっきり言えるの。

  • ひなこ

    この美容液の期待される効果は「メラニンの生成を抑えて、シミ・ソバカスを防ぐ」ですね!

  • ノン子

    ただお肌を白くするのではなく、有効成分とその他の成分が協力しあって、うるおいを与え、肌荒れを防ぎ、お肌を整え元気にするの。

  • ひなこ

    お肌にメラニンが出来にくい環境を作るんですね

  • ノン子

    その通り!このように薬用化粧品は、効果を期待して使うものだから「化粧品」と言っても、本質的には医薬品に近いものなのよ。だから、医薬部外品は製品ごとに製造承認を受けて「医薬部外品」と表示するのよ。

レパゲルマニウム、医薬部外品に入る

  • ひなこ

    製造承認を得るためには、どんなことが必要なのですか?

  • ノン子

    毎日使うものだから、その有効性、安全性、そして品質の確かさが医薬品に準じて求められるわ。薬用化粧品に初めて配合される成分がある場合は、それこそ、じーっくり審査されるのよ。

  • ひなこ

    レパゲルマニウムは、今まで薬用化粧品に配合されたことはなかったですよね。でも、この美容液がパスしたってことは、レパゲルマニウムも認められたってことですね。

  • ノン子

    そうなの。化粧品成分としての実績があっても、薬用化粧品の配合成分としても認められるためには、品質の確かさを示すデータとたくさんの安全性試験のデータが揃っていなければならないのよ。レパゲルマニウムを製造している浅井ゲルマニウム研究所では、日頃の品質管理はもちろん、各種の安全性試験をきちんと実施してきたから、薬用化粧品の成分としてもパスしたのよ。

  • ひなこ

    うわー、またあらたな感動が…!浅井ゲルマニウム研究所のレパゲルマニウムだからこそ、ですね。長年の研究の積み重ねのおかげですね。

ナノ化技術で有効性アップ!

  • ノン子

    ところで、この薬用ナノ美容液の最大の特徴は、クリームの配合なのに液体のようにサラサラであることよ。どんなに良い成分でも、角質層に届かなければ働けないでしょ?そこで、より成分が浸透しやすいように「ナノ化」という技術を取り入れたの。

  • ひなこ

    「ナノ化」と言う言葉は良く聞きますが、何だか大変そうですね。

  • ノン子

    特殊な装置と技術が必要よ。クリームは、あらかじめいろいろな成分を溶かしておいた水と油分とを適切な乳化剤とともに高速で攪拌して作ります。出来上がったクリームは、水分も油分も細かい粒子になって均一に混ざっている状態にあるの。その時のそれぞれの粒子の大きさは1~10μm(マイクロメートル*1)なの。でも特殊な装置で高圧をかけながら攪拌すると、粒子はナノサイズ、つまりnm(ナノメートル*2)という単位でしか測れないほど小さくなるのです。平均して、およそ70nmくらいなの。従来の製法だとコッテリしたクリームになる配合でも、この方法で作るとサラサラの液状になるのよ。

  • ひなこ

    粒子がナノサイズで液状だからナノ美容液なのですね。

  • ノン子

    ナノサイズの粒子だと、角質細胞間をすみやかに浸透してすみずみまでひろがりやすいの。水や油に溶け込んでいる有効成分や美容成分を、確実に角質層全体に届けられるのよ。その手応えは、きっと感じていただけると思うわ。私も開発中から使っていたためか、さらにお肌に自信がもてるようになったわ。

  • ひなこ

    私もです!これから美しく歳を重ねて行く予定の私にとっても、1000人の味方を得たような心強さです。パワーアップしたローションやケア&リッチクリームと合わせてぜひ皆さんにお使いいただきたいですね!

参考文献

  1. 化粧品・医薬部外品 製造販売ガイドブック, 薬事日報社(2006)
  2. 霜川忠正:化粧品有効成分ハンドブック, 中央書院(2007)
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